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イタリアのソムリエバッチ2010.02.07 Sunday
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木曜日にイタリアのソムリエバッチが届きました。
皆さんが良くご存知のソムリエバッチは葡萄ですが、イタリアのものは
「タストヴァン」と言って、昔使われていた利き酒用の金属製の小皿を模したものです。
ちなみにこれはAIS(Associazione Italiana Sommelier)公認の
ワインオープナー。
AISのロゴの前に「タストヴァン」の絵が描いてあります。
2段式で使いやすいのですが、あまりお洒落とはいえない・・・
ソムリエバッチが届いたので、この機会にソムリエの学校の様子を載せておきますね。
学校は滞在していたモンテカティーニ・テルメからバスで25分ぐらいのペーシャという小さな街です。
手前のレストラン(黄色い建物)が昼間だけ学校となります。
やっと取り出した学校の教科書。
これだけで総重量 7.2kg。
イタリアで通常ソムリエの資格を取得するには、週に2回2時間のレッスンを3年かけて受講しなければならないそうなのですが(もちろんイタリア語で!!)、今回私が参加したのはAccademia dei Viniが主催している「日本人向けの短期集中ワインソムリエ養成コース」。
日本人ソムリエの通訳が入り、6週間のコースを受講するとソムリエの試験受講資格が得られるものです。
2日休むと試験を受講する資格がなくなると言う事で、結構緊張感がありました。
ちなみにAIS公認のソムリエ資格はイタリアの国家資格になります。
授業は月曜から金曜の朝9時半からお昼を挟んで18時まで。
たまに半日休みになる事がありましたが、6週間で3レベルを勉強します。
授業内容は、
レベル1は栽培学や醸造学など、レベル2はイタリア各州と世界の葡萄品種とワインについて、レベル3はワインと食事の組み合わせ。
楽しくレッスンを・・ と聞いていたのですが、びっしり詰め込まれていた感じでした。
先生がイタリア語で話し、日本人のソムリエの方が通訳。
同じ内容を2つの言語で説明しなければならないので、通訳の方は結構早口です。
目の前のスクリーンに出ているイタリア語の内容をノートに写すのも追いつかない・・
取り敢えず書き留められるものだけを頑張って書き留めて、夜に別ノートにまとめます。
毎晩ちゃんと復習をすればもっと楽だったと思うのですが、レベル1の時はちょっとだけ飲み歩いちゃったりしたんですよね〜
「生活に慣れるのが大切なので、レベル1は楽しんでくださいね。」と言われたのを間に受けてしまったのが失敗!
各レベル終了時には簡単なテストもあったし、ブログには楽しい事しか書いていませんでしたが、結構ハードな生活を送っていたんですよ〜 (泣)
午前と午後のレッスンの最後には毎回ワインのテイスティングがありました。
Level1は3種類ずつだったのですが、Level2からは4種類に。
いったい何種類のワインを試飲したんでしょうかね〜
150本はテイスティングしている??
ビールやリキュールの授業もあったので、それも含めてですが。
そのうちちゃんとまとめなきゃ。
一日1本は開栓の練習もしたし、充実していましたね。
テイスティングの言葉だけはイタリア語で覚えました。
試験もここだけはイタリア語。
テイスティングは色、香り、味を評価し、最後に総合点を付けます。
私は香りがなかなか取れなかったんですよね〜
今でも苦手だけど・・・
昼食はテーブルを片付けて、同じ場所で。
プリモ、セコンド、サラダ、パン、フルーツ、コーヒーとなっていました。
パスタはファルファッレ(蝶の形のショートパスタ)かブガティーニ(穴の開いたパスタ)が多かったです。
セコンドはグリルが多かったですが、ホロホロ鳥やウサギなど滅多に食べられない食材も出てきました。
写真はウサギと黒オリーブのグリルです。
サラダはボールのまま。
自分で塩、胡椒、オリーブオイルで味付けをします。
6週間の最後のレッスンが終了したらスプマンテで乾杯です。
最初のレッスンもスプマンテの乾杯から始まりましたが、ここがイタリアらしいと言えばらしいのかなぁ・・・
写真に写っている方はAISの理事のロベルト・ベリーニ先生。
とても偉い方なんだけど、子供のようなお茶目な面も持ってる可愛い先生です。
私のソムリエ試験の口頭試験の先生でした。
そして、これが本物の「タストヴァン」
口答試験で使い方を質問されたのですが、これがまったく判らず・・・
居眠りはしていないはずなんですが、私には習った記憶が無いんですよね〜
こんな感じですが、試験に無事に合格できて良かったです。 ホッ
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イタリアで滞在したモンテカティーニの紹介2010.01.29 Friday
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1月のレッスンが全て終了しました。
生活のペースもやっと?!元に戻り、溜まっていた仕事をこなしている所です。
残念ながら、体重はまだ元に戻りません・・・
沢山のお祝いのお言葉を有難うございました!
久しぶりのレッスンもとても楽しみにして頂いたようで、本当に皆様に感謝です。
今年も頑張りますね〜♪♪
レッスンでは時間がなくあまりイタリアでの生活がご紹介できなかったので、少しずつブログでご紹介していきますね。
そして・・
暫くしたら旅行記にまとめます。 気長にお待ちくださいませ。
ソムリエ学校の為に7週間滞在していたのは、フィレンツェから電車で1時間弱の
モンテカティーニ・テルメという街です。
イタリア有数の温泉地で、特に飲泉や泥エステが有名のようです。
これは泥パックの成分から作られた石鹸。
私も滞在中に使用して、お肌がしっとりするのを実感!
モンテカティーニと書かれているので、お土産に購入しました。
私は残念ながらエステに行けなかったのですが、こちらのエステはTバックの紙パンツを穿くようです。 きゃ・・
週末は休息や勉強のためにレジデンスにこもっていた事が多かったので、街の写真がほとんど無いっ!
お友達の写真をお借りして・・
温泉施設が集まっている公園です。
右の建物はエステの施設。
夜はメリーゴーランドが綺麗でした。
秋から冬にかけて滞在していたので、平日の街は結構閑散としていました。
小さな街でしたが、ブランド物のセレクトショップも結構あったり、なかなか楽しめましたよ。
週末は近隣の街から人々が集まってきて、原宿のホコ天(古い??)並みに混雑していてびっくりします。
もう少し余裕があったら色々お買い物が出来たのになぁ・・・
10月末の週末。
2時過ぎに雨の中街を散策していたら、遠くからうるさい?エンジン音が・・
なんと、フェラーリが20台ぐらい集まっていたでしょうか。
イタリアでも車好きの集まりがあるんですね〜
車好きのダンナとお友達に見せてあげたかったです。
こんな小っちゃな車にもフェラーリの跳ね馬マークが付いていましたが、フェラーリでも小型車を作っているの??
毎週木曜日に開かれるメルカート(広場で行われる青空市場)で取れたてのオリーブオイルを売っていました。
これは無ろ過なので、濁っています。
500mlで1000円ぐらいだったかしら・・・
市場では野菜やチーズやハム、惣菜を始め、洋服や家庭用品など色々なものが売っていました。
値段は安いですが品質もそれなりなので、私は食品かキッチン用品しか購入しません。
野菜などはスーパーよりも断然新鮮で安いんですよ〜
このメルカートで購入したカルチョーフィ(アーティチョーク)で、友達にカルチョーフィの下処理を教えてあげて、フリット(天ぷら)を作りました。
この他に、ティラミスやバーニャカウダのレッスンもしてしまいました。
次回は滞在したレジデンスを紹介しますね。
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イタリア JALビジネスの旅は快適でした2010.01.19 Tuesday
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とうとう日本航空が経営破綻してしまいましたね。
私はJALとユナイテッドのマイルを貯めているのですが、マイルは保護されるとはいえ、交換レートなどは厳しくなってしまうんでしょうね〜
不安だなぁ・・・
昨年のイタリア行きは貯めたマイルでビジネスの快適な旅をしましたので、ちょっとご紹介しますね。
イタリアに行くのに必要なマイル数は、エコノミーで65000、ビジネスで85000。
せっかくならビジネスで行きたいなぁ〜 と言う事で、ダンナを家族会員の子会員にして(年会費は私持ち)、飛行機を乗るならJAL、そして普段のちょっとした買い物もJALカード。
こつこつ85000マイルを貯めました。
間際に予約を入れたので、成田経由のイタリア(ローマまたはミラノ)が取れずに
羽田ー関空ーローマ経由のアリタリアの共同便を予約しました。
一緒に行くお友達が岡山からの合流だったので、関空経由で良かったかな・・
と思っていた矢先、2週間後にJALから電話。
帰国便の12月の関空経由の欠航が決まったため、日程を前後にずらして成田経由のJAL便にして欲しいと。
アリタリアのやる気が無いのかしら??
と思っていたら、JALの経営が厳しかったんですね〜
私はアリタリアとJALのビジネスが乗れるので、逆にラッキー。 でした。
行きは羽田発関空行きが遅れたため、危うくビジネスクラスのラウンジに立ち寄れない所でしたが、アリタリアの出発も遅れた関係で、10分だけビジネスラウンジを体験。
慌しくも、しっかりスパークリングワインを1杯頂きました。
これはアリタリアのビジネスで配られたトラベラーズキット。
「アッカ カッパ」って・・
ダンナと私のイニシャルです。(H:アッカ K:カッパ)
なんか親近感が沸きますね〜
ウエルカムドリンクでスプマンテを頂いた後の食事。
ラビオリが美味しかったです♪
食事のお供にスプマンテと赤白ワイン。5,6杯飲んじゃったかしら。
シートを倒して映画を見ていたはずなのに、気がついたら4時間爆睡。
気圧が低いと酔いが早く回る??
到着間際の朝食のお味は、普通かな。
シートは高級感がありましたが、アリタリアも経営破綻しただけあって?経費削減している感じがちらほらと。
でも、シートが倒せてゆったり出来るのは長時間フライトでは嬉しい限りです。
帰りはJAL。
ローマのビジネスクラスのラウンジはアリタリアのラウンジと一緒でした。
とてもセンスが良く素敵でしたよ〜
スプマンテとおつまみを頂き、1時間ほどくつろぎました。
機内に入ったらウエルカムドリンクが無かったのがちょっと残念でしたが、食事はとっても美味しかったですよ。
選択したのは全て和食。
最初のPiperのシャンパンと前菜2品。 なぜかJALのおかきも一緒に。
前菜:有頭海老 芝煮、蟹と海老のマヨネーズ和えイクラ添え、牛肉照焼き、蒲鉾、山桃
向付:スモークサーモン おろしポン酢和え
酢の物:鮟鱇の南蛮漬け
台の物:牛フィレ肉の冶部煮 野菜添え
ご飯・香の物・味噌汁(ふりかけつき)
チーズ・緑茶・チョコレート
ワインは美味しそうなものが目白押し。
シャンパン: Piper Heidsieek
白:フランス アバイエ・デ・フォントネ2006 レ・トゥルイット・マコン・ビラージュ2006
イタリア ファットリア・ラ・リヴォルタ ダブルノ・ファランギーナ2006
日本 ルバイヤード甲州シュール・リー
赤:フランス シャトー・ド・ビー2004
ルイ・マックス メルキュレイ・ヴィーニュ・ド・ドメーヌ2004
シャンパン2杯と白3種類、赤1種類飲んで・・
食後にブランデー。
そして・・・
またしても映画を見ながらフルフラットシートで4時間ちかく爆睡。
良く寝れます。
日本に到着間際に出てきたお粥も美味しくてペロリ。
鮭 西京焼き、玉子焼き、ひじきの煮物、白粥、香の物、季節の果物、緑茶
CA(で良いんでしたっけ?)の人もフレンドリーだったし。。
最近のJALはいい感じでした。
既に2万マイルもあるので、これからもマイルを貯め続けるつもりです。
JALの再建も上手く行って欲しいです。
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イタリアから荷物が届きました!2010.01.09 Saturday
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12月17日と19日にイタリアから船便で送った荷物が早々と届きました!
船便だと40日ぐらいかかると言われていたのに、ホントに船で来たのかしら??
船便で送った荷物が2週間で着いた事もあるという話は聞いていましたが、私は3週間ぐらいですかね。
クリスマスに間に合うように郵便局からいっぺんにカードを送ったはずなのに、クリスマス前に着いた人やクリスマスを相当過ぎてしまった人もいたり・・・
イタリアは良く判らないです。
こっそりワインを忍ばせていたので、赤道を通ってこなかったらラッキーかな〜
相変わらず現実逃避しがちな日々を送っているので、箱を開けるのもちょっと躊躇。
が、黄色い箱に水がしみた様な後があったので慌ててこちらだけ開けてみました。
ワインは特に漏れた様子も無く、外からのシミが付いてしまったようです。
一安心。
19kgの本が沢山入っている箱は、
暫く開けたくないなぁ・・
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IDONEO (合格)2010.01.06 Wednesday
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待ちに待った合否連絡、先ほど届きましたぁ!!!
良かったです・・・
ダンナには絶対に受かって来いと言われ、生徒さんにもソムリエの学校に行くと言った手前落ちるわけにも行かず、相当なプレッシャーだったんですよ〜(涙)
これで一区切り。
と言ってもまだまだ駆け出しの身の上、更に勉強するつもりです。
学校で短期で記憶した事も忘れつつあるし、続けて勉強しないとね。
正式な認定証は春ぐらいに贈呈式があって、そこで頂けるそうです。
取り急ぎ皆様に報告でした♪
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19kg+8kg+26kg= ・・・2009.12.22 Tuesday
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ただいま〜!!!
昨日の15時に無事に日本に帰ってきましたぁ。
9日に試験が終わってから、学校の卒業旅行やら、別れを惜しむように毎晩誰かの部屋で飲んだくれていたりなど、なかなかブログが更新できずに済みません!
イタリア滞在記は後でゆっくりとまとめますね。
タイトルの計算は何だかわかりますか?
私の今回の2ヶ月分の荷物の重量なんですよ。
学校の本やお料理の本が10kgぐらいあったので郵便局から荷物を送ったのですが、19kgは最初に送った本や雑誌とお土産の重量。
そして次の8kgは持ち帰ろうと思っていたけど、余りに荷物が増えすぎていたので帰国日前日にあわてて郵便局から送った荷物の重量。
そして最後がスーツケースの重量。
合わせて53kg。
その他に手荷物としてジノリのお皿がちょっと。
行きが23kgだったので、30gも増えてしまいました。
大してお土産も買っていないのに・・・
生徒さんのお土産は、1月のレッスンでトリュフバターのお味見を用意しています。
そして、ニョッキの板やナツメグ、サフランなどはいつものようにご希望の方にお分けしたいと思っていますが、船便でやってきますので荷物が届いてからまたメールでお知らせしますね。
取り急ぎ帰国の報告でした。
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11月29日 いい肉の日2009.11.30 Monday
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ご無沙汰してしまいました。
レベル2も終わり、いよいよ最後のレベル3の授業が始まりました。
予想以上に覚える事が沢山で、精神的に結構追い詰められてはいるのですが。。
今日は美味しいお肉を食べに行ってしまいました。
11月29日。 そう、いい肉の日。
”キャンティ地方にある有名なお肉屋さんが経営する肉料理専門店「マチェッレリア・チェッキーニ」でお肉を食べましょう!”という企画に参加してきました。
このお店は以前から知っていたのですが、フィレンツェから遠い(バスで1時間ぐらい)ので行く事は無いと思っていたのです。今回の企画で参加出来てとてもラッキーでした!
ご一緒させていただいたのは殆どがイタリア在住の日本人で、コックさんや建築家の方など、素敵な方たちばかり。
フィレンツェ在住でイタリアのレストランガイドを多数出版されている池田ご夫妻もいらっしゃいました。
お店はモダンな感じでまとめられていて、とてもお洒落な雰囲気でした。
中に入るとテーブルには既にこの日に食すお肉がどーんと控えていました。
お店の全員(約50人ぐらい)で頂くお肉の量です。
まず最初は生のお肉。
メニューにはキャンティの"sushi"と書かれていました。
ちなみに可愛い盛り付けはお友達のアレンジです。
続いてはハンバーグの中がほぼレア状態のお肉。
右のお皿が”sushi”。
左のお皿のお肉を炭火で軽く焼いた状態のものが出てきました。
後は3種類の炭火焼ステーキが出てきました。
途中でオーナーのダリオ・チェッキーニさんがビスッテッカ(ビーフステーキ)を両手に1枚づつ持ってパフォーマンス。
無断で写真を載せてしまいました。済みません・・・
お腹いっぱいをお肉を頂いて1人50ユーロ。
地元キャンティーのワインが飲み放題だったので、お安いのかな・・・
この肉の日はフィレンェにあるベルバッコさんの企画ですが、毎月29日に開催されるようですので、もしフィレンツェにいらっしゃる方は参加してみては如何ですか?
最終試験まであと10日。
美味しいものを頂いたので、あとは出来る限り頑張ります!!
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昨日は送別会2009.11.15 Sunday
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今週の水曜日、レベル1が終了しましたぁ!!
簡単なテストがあったのですが、まぁまぁ・・・ の出来。
ほんとはまぁまぁ、じゃ駄目なんだけど。
一応この段階で落とされる事は無いようで、一安心です。
昨晩はレベル1だけ参加のNさんの送別会で、レジデンスで持ち寄りでパーティーをしました。
彼女は私の一番の仲良しさん。
10歳も年下なのにとてもしっかりしていて、一緒にお買い物やお料理を作ったりしました。
今朝駅まで見送りに行ったのですが、期間が短いけど密度の濃いお付き合いをしたので、すごい気が抜けた感じ。 寂しいな・・
パーティーの様子をちょっとご紹介すると・・
私はアーティチョークのフライとトリッパ(ハチノスのトマト煮)を作りました。
これがそのお料理。
手前の黒いお鍋に入っているのがトリッパ。
その左上の黒いお皿がアーティチョークのフライ。
イタリアのハチノスは下処理がしっかりしてあって、30分ぐらい茹でただけであっという間に柔らかくなりました。
下処理と合わせて1時間半煮込んだだけで、とろっ とろっ です。
学校ではトリッパを得意料理と言っていたので(本当は大好きなだけ・・)、美味しく出来て一安心です。
生徒9人のなかで男の子が3人いるのですが、みんなシェフなので外食より美味しいお料理が頂けます♪♪
これはカンティーナ見学で購入したノヴェッロ(新酒)5リットル。
イタリアの新酒は11月6日解禁ですが、日本では来週のヌーボーと一緒に売り出すお店が多いと思いますので、皆さんも飲んでくださいね。
8時半ぐらいから3時ぐらいまで飲み明かし・・
ソムリエの学校に来るだけあって、皆さん強いの。
日本では休肝日の無い私も、流石に体力の限界です。
本当は今日はリヴォルノへCaciucco(カチュッコ:魚介のトマト煮)を食べに行こうと思っていたのですが、昨晩胃が痛くなったので、今日明日はゆっくりしていようと思います。
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アスティで白トリュフ狩り2009.11.07 Saturday
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学校が始まって丁度一週間。
今こちらは11月7日土曜日の朝9時です。
最初の3日はぶどうの栽培、醸造学とついていけなくて本当に泣きそうでしたが、ここに来てだいぶ落ち着きを取り戻しました。
生徒は全部で9人なのですが、一つのレジデンスを貸しきって滞在しているので、まるで日本にいる感覚です。
そして皆さんとても良い方ばかりで、7週間の滞在も楽しくなりそうです。
昨日は学校が午前だけだったので、夕飯は皆で持ち寄りでパーティー・・?
ワインを一人1本ぐらいあけたので、今朝は微妙に頭が重いかも。
これからオプションのカンティーナ(ワイナリー)見学に行く予定です。
ちょっと時間があるので、ブログを書いています。
前置きが長くなりましたが、アスティーの滞在の様子をちょっと書いて置きますね。
滞在したのはアスティー県のvinchio(ヴィンキオ)という本当に小さな町のB&B。
B&Bを経営している家族が隣の家に住んでいて、そこのマンマからレッスンを受けてきました。
手前が滞在したB&B。
奥が家族の住んでいるお宅です。
初日だけ雨が降ったのですが、雨上がりのお部屋の窓からとった写真です。
周りはブドウ畑だけ・・・
毎朝、ハムとチーズの盛り合わせと手作りのジャムと焼きたてパン。
日本では朝はコーヒーだけなのに、美味しくって朝からたっぷり頂きました。
そして・・・
念願のトリュフ狩り!!!
しかも白ですよ〜♪
写っているのはB&Bのご主人のジャンカルロとトリュフ犬のリンダ。
トリュフを探して丘の茂みの中を結構歩いたのですが、最初の1時間近くは収穫0。
半ばあきらめかけていた時に、リンダが凄く大きいトリュフを発見。
えらいぞ、リンダ!!
結局3つ取れたのですが、ご満悦のジャンカルロは頼んでいないのにこのポーズで写真を撮れと・・・(笑)
しっかりブログに使わせていただきました。
収穫したトリュフはレストランに売りに行くそうなのですが、お願いして夜のレッスンの白ワインのリゾットの上にかけてもらいました。
厚切りでたっぷりと♪
凄〜〜い良い香りで、食感がコリコリです。
味を楽しむというより、香りを楽しむ感じですね。
ちなみにお値段ですが、レストランに売ると50ユーロのところを20ユーロで分けてもらいました。
お友達と半分ずつ食べたので、この写真で1400円分です。
ちょっと贅沢気分でした。
あっ・・・
出かける時間。
ではまた♪
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ワインの学校が始まりました!2009.11.02 Monday
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皆さん、お久しぶりです!!
1週間のアスティ(スプマンテが有名な所)の料理修行と3日間のフィレンツェ食べ歩きの旅を終え、10月30日に無事モンテカティーニ・テルメに到着しました。
モンテカティーニ・テルメはフィレンツェから車で1時間ほどの温泉が有名な街です。
高級保養施設なのですが、フェラーリやポルシェが普通に走っていて、モナコに似た雰囲気があります。
そう言えば・・・
食べ物の写真ばかりで街の写真を撮っていないかも。(汗)
そのうちに街の写真も載せますね。
さっそく昨日は土曜日だけど午前中に授業がありました。
日本では100%近い合格率だと思っていたのですが、実際は合格率85%ぐらいなんだそうです。
授業のスピードも速いし、結構焦っています。
頑張らなくては・・・
10日間メールが溜まっていたので、昨日の夜と今日はメールの整理と仕事に追われてしまいました。
と言いながらも、BAR(バール)でスプマンテを飲んだり、スーパーでお買い物をしたりとそれなりにエンジョイしています。
街で美味しいお菓子屋さん(pasticceria)を教えてもらって、併設されているバールで午後2時にスプマンテ(3ユーロ)。
アルコールを頼むと沢山のおつまみが出てきました。
写真以外にも小さなパンも少し。
毎日通ってしまいそうです☆
初日のお買い物は近所の小さなスーパーで。
作ったものは・・・
ラーメンが食べたくなり、日本から持参した辛ラーメンを食べてしまいました。
サルシッチャ(ソーセージ)入りのラーメンなんて贅沢でしょ♪
2日目は15分くらい歩いて、街外れの大きなスーパーに行きました。
これだけ買って9ユーロ(約1260円)。
ワインはランブルスコなのですが、日本だったらランブルスコだけのお値段ですよね。
今日は1日部屋にこもっていたので、1時間半かけてお豆のスープを作りました。
7時から持ち寄りで食事をする予定です。
ズッキーニの花は明日か明後日にフライにして食べま〜す♪♪
近況報告でした。
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