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ポー川のお料理教室2016.09.16 Friday
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JUGEMテーマ:グルメ
先月のレッスンでご紹介した「ピロタ風リゾット」は予想以上に好評を博しました。
普段あまり使わないような香辛料を多用するのでちょっと心配していたのですが、
今年の中で一番好きかも! と仰る生徒さんまでいて、勉強してきた甲斐がありました。
教えてくださったのはエミリア・ロマーニャ州のフェッラーラ近郊にお住いの素敵なマダム ステファーニアさん。
イタリア最大の「ポー川のお料理」と題して、ロンバルディア州やエミリア・ロマーニャ州のお料理を9品ほど教えてくださいました。
土用の丑の日にピロタ風ウナギのリゾットをご紹介する記事は書きましたが、今月も彼女から習ったお料理を2品メニューに組み込んでいますので、イタリアでのレッスン風景をもう少しご紹介します。
彼女のお住まいは町中から離れた畑の中の一軒家。
ご自分でも小さな畑を持っていたり、ニワトリを飼っていたり、とても素敵な生活をされています。
100年を超えるお家を改装したそうですが、キッチンは業務用でとても広々しています。
大理石の立派なすり鉢も2つありました。
7月上旬の北イタリアはとても暑く、ガス台、オーブンをフル活用して沢山のお料理を作ったので、台所は結構な厚さ。
クーラーが無いので窓を開け放ちますが、なかなか風が流れてくれません。
ワンちゃんは隣のダイニングの床でグロッキー状態。
ちょっと可愛いかも☆
これは試食の時のテーブルセッティング。
手前のPinzini とハムの盛り合わせを今月ご紹介します。
奥のお皿は小ウナギの姿揚げです。
もう1品今月ご紹介する鶏肉のランブルスコ煮は、バルサミコ工房に併設されている「Osteria di Rubbiana」のスペシャリテをステファーニアさんがレシピとして起こしたもの。
私も10年ほど前に訪れたことがあるので、とても懐かしく、嬉しいレシピでした。
以前の訪問記はこちらをご覧ください。バルサミコ酢の作り方も説明しています。
我が家にこちらの25年物のバルサミコ酢がありますので、味見されたい方はレッスンに時に遠慮なく声をかけてくださいね。
ステファーニアさんのレシピでまだご紹介していないのは、ドルチェとパンの2品。
ポレンタの粉とアーモンドを使ったホロッと崩れる優しい味わいのタルト。
最後はふわっふわのシナモンロールからシナモンを抜いたような?甘いパン。
形から「Torta delle rose」バラのタルトと言われるものです。
これはとっても大好きな味だったのですが、とにかく発酵時間が長い!
残念ながらレッスンではご紹介できないかも。
明後日から始まるポー川のお料理レッスン、どうぞお楽しみに♪
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